お し ら せ


第1回鶴峰賞に、日本と韓国で多くの方からご応募をお頂きました。
ご応募いただいた皆様、また本事業にご協力頂いた皆様に、謹んでお礼申し上げます。


2015年 11月6日

第一回 鶴峰賞 授賞作のお知らせ


2015年度 第一回 鶴峰賞は、『日韓文化交流と両国関係の未来』のテーマの元に、韓国と日本において、広く論文と研究計画を募集しました。両国から、専門研究者の方は勿論、一般市民の方たちからも多くの応募を頂きました。この場をお借りして、鶴峰賞の主題と趣旨に関して興味をお持ち頂き、参加してくださった皆さま、また様々な形でご支援・ご助力をいただいた方々に篤く御礼申し上げます。
本年第一回鶴峰賞の受賞論文、および助成対象に選定された研究計画は、下記の通りです。
また、論文全文、研究計画の具体的内容に関しては、追ってソウル大学校法学専門大学院のウェブサイトにて、公表致します。

〈 公募論文 〉

研究者部門   該当作なし
一般部門 奨励賞  『日本人従軍記者の韓国戦争報道とその性格-日韓文化交流の原点-』、米津篤八(YONEZU, Tokuya)
奨励賞  『日韓共同宣言以降の文化・人的分野における交流の進展 -日本における韓国大衆文化を中心に-』、岡見浩史(OKAMI, Hiroshi)

〈 研究助成対象 〉
 『葛藤的フレームから疎通型談論 形成への探索:韓日間大学生の認識格差要因分析と討論型世論調査方式を通じた認識格差の縮小』チェ・ウンボン(최은봉)、パク・ミョンフィ(박명희)
 『韓国の日本語教育における教師の質的向上を目指して』、本田美保 (HONDA, Miho)
 『日本の出版メディアにおける嫌韓意識の現状と批判的考察』、李洪千 (이홍천)

2016年の第二回鶴峰賞は、 『청년실업, 세대간 갈등, 한국사회의 미래는?(若者の失業、世代間葛藤、韓国社会の未来は?)』のテーマにて、論文と研究計画を公募する予定です。
私たちが共に生きるこの社会が、少しでもよい方向に進むことができるよう、現代社会が直面する様々な問題に対処するための智慧を結集する[場」として、鶴峰賞が貢献することを期待しつつ、今後も多くの皆様の参加とご支援、ご助力をお願い致します。


2015年 11月3日

日韓同時開催 第一回『鶴峰賞』授賞式関連のお知らせ


韓国の国立ソウル大学 法科大学が主催し、財団法人 鶴峰奨学会が後援する 第一回 『鶴峰賞』論文公募事業及び 研究助成事業の受賞者が、来る11月12日、韓国ソウル大学にて発表される予定です。

ソウル大学 法科大学は、在日韓国人実業家であった故 李基鶴氏〈号「鶴峰(ハクポン)」〉の志を継ぎ、社会への貢献のため鶴峰賞を創設、本年第一回の公募を行いました。
本年は、戦後70年、日韓修好50周年の年を迎え、『日韓文化交流と両国関係の未来』を主題に、韓国と日本両国において、韓国語あるいは日本語による論文と研究計画を公募しました。これに日韓両国の専門研究者はもちろん、一般市民の皆様も多く応募いただきました。また中には、韓国で活躍されている日本国籍の研究者の方々、あるいは日本で活動されている韓国国籍の研究者の方々の参加も目立ちました。

鶴峰賞は、様々な人々の、柔軟で創造的な思考を通じて、私たちの社会が直面している種々の問題の本質に迫り、それを克服する努力の一端を担うことを、その目的としています。この趣旨にふさわしい既存の研究や、新たな視点から日韓関係の諸問題に取り組み、両国に実質的な変化をもたらす対案を提示する研究に対して、授賞を行う予定です。
審査委員長は、鄭雲燦(チョン・ウンチャン)元大韓民国国務総理(元ソウル大学校総長)が引き受けて下さいました。

ソウル大学 法科大学は、今回の論文公募・研究助成事業自体が、日韓文化交流のひとつの形態として、両国関係の改善に寄与することを期待しています。
第1回 鶴峰賞授賞式は、来る11月12日 午前11時30分、ソウル大学 法学専門大学院にて執り行われます。

来年2016年度には、『若者の失業、世代間葛藤、韓国社会の未来は?』をテーマに、第2回 鶴峰賞 論文公募・研究助成事業を計画しています。 
                                                       

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(ソウル大学)

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